1980年代のゲーム機

もしドラ アニメ おまけ 10話 [アニメ もしドラ おまけ]

アニメもしドラ おまけコーナー 「私とドラッカー」 の最後を飾るのは、
「 もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」の原作者
岩崎夏海さん。

アニメ、映画とヒットを飛ばしています。



ドラッカーの言葉には、人生を変えるだけのものが潜んでいると、岩崎さん。

「マネジメント」を読み、
100年後、200年後に残る本だという確信があったそう。

そして、ドラッカーが命を懸けて書き、
これを言わなければ、死んでもいい(これを言わずには死ねないってこと?)という
覚悟が見え、その覚悟が胸をつらぬき涙がとまらなかったそう。


岩崎さんが、「マネジメント」を読み、
思わず涙し、深く心を打った箇所は・・・


『最近は、愛想良くすること、人を助けること、人付き合いをよくすることが、
マネージャーの資質として重視されている。
そのようなことで十分なはずがない。

事実、うまくいっている組織には、必ず一人は、手を取って助けもせず、
人付き合いも良くないボスがいる。

この種のボスは、取っつきにくく気難しく、わがままなくせに、しばしば誰よりも多くの人を育てる。

何が正しいかだけを考え、誰が正しいかを考えない。
真摯さよりも知的な能力を評価したりはしない。 』


これ、すべて、世の中の人が誤解していることであり、
ドラッカーは、それらをひとつひとつひっくり返していっている[exclamation×2]。(岩崎さん)


(確かに、人付き合いがよくて、気配りを忘れず、
困ったときにすぐ手を差し伸べてくれる上司って、
自分にとって楽だから、あこがれちゃうなぁ~)


『このような資質を欠く者は、いかに愛想が良く、助けになり、人づきあいがよかろうと、
また、いかに有能であって聡明であろうと危険である。』


ダメではなく、危険なんだ[exclamation×2](岩崎さん)

そのような者はマネージャーとしても、紳士としても失格である。

人としてもダメだ![exclamation×2](岩崎さん)


『マネージャーにできなければならないことは、
そのほとんどが教わらなくとも学ぶことができる。

しかし、学ぶことが出来ない資質、後天的に獲得することの出来ない資質、
始めから身につけていなければならない資質が、一つだけある。

才能ではない。真摯さである。 』    「マネジメント(エッセンシャル版)基本と原則」



岩崎さんがなぜ、涙するほど心打たれたか・・・。


小さな時から、常に、親や周囲に
「人と仲良くしなければならない」と言われてきたが、
そのことに対して、ずっと深く疑問を抱いていた、岩崎さん。


「それで物事は解決しないし、良くはならない
むしろ、愛想を良くし、人を助け、気遣いをすると
かえって事態が悪くなるということを多く経験してきた。」


これは私も経験してきたので、良くわかります。


けれども、やっぱり周囲からは、
「笑いなさい
人を助けること
人付き合いを良くすること」を言われ、
自分はダメな人間で、生きていく資格がないのではと言うところまで
一時追い詰められながら、

自分を変えることはせず、自分の信念を貫いてきた岩崎さんにとって、
今まで誰にも言ってもらえなかったことが、
「マネジメント」に書かれてあり、
それを読んだとき、涙が止まらなかったんだとか。


「マネジメント」は、岩崎さんの魂を救う1冊となったんですね。


ドラッカーの言葉のどこに心打たれるかは、人それぞれ違います。
自分だけのドラッカーの名言を探してみると楽しいですね。
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